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クロスを補修する方法は?原因別の変色の落とし方も紹介!

 

壁紙の変色を補修する方法は?

いつの間にか変色してしまった壁紙に、悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

壁紙の変色は様々な原因で引き起こり、その原因によって落とし方・補修方法が異なります。

そこでこの記事では、壁紙の変色を補修する方法をご紹介。

原因別の変色の落とし方も解説しますので、「壁の変色をどうにかしたい!」という方はぜひ参考にしてください。

【原因別】壁紙・クロスの変色の落とし方

お部屋の印象を古く汚い印象にする、壁紙の変色。

その主な原因は、①たばこ②油③ボールペン・サインペン④カビ⑤経年劣化の5種類です。

原因や状態によっては変色を綺麗に落とせる場合もあるので、変色を見つけたらまずは落ちないか試してみるのがおすすめ。

原因別に変色の落とし方を紹介します。

 

たばこによる変色

たばこは、壁紙に黄色〜茶色の変色を引き起こします。

タバコのヤニが壁に付着することによる変色です。

タールは強い油性で粘着性もあるため、かなり強力な汚れです。しかし、落とすことも可能です。

油汚れを落とすのに適した重曹やセスキ炭酸ソーダを吹きかけ、ブラシで擦って水拭きし、乾燥させましょう。

強くこすると壁紙に傷がつくので注意してください。

 

油による変色

キッチンの壁紙を黄色く変色させてしまうのが、食用油です。

たばこのヤニほど色は濃くないものの、ベタベタと粘着性があり落としにくい変色です。

お料理をされる方は、あのギトギトした油のお掃除の大変さが余計にわかるかと思います。

油の汚れもたばこの変色と同じく、重曹やセスキ炭酸ソーダがおすすめです。

油性の汚れは酸性なので、重曹などのようなアルカリ性の洗浄剤が最適だと覚えておくと便利ですよ。

 

ボールペン・サインペンによる変色

特に小さいお子さんのいるお家で悩まされるのが、落書きや誤って付着してしまった油性ペンによる変色ではないでしょうか?

落ちにくいように作られたインクなので厄介ですよね。

油性ペンを落とすには、乾いてしまったインク汚れを、アルコールで溶かして浮かせるのが効果的。

掃除用エタノールやアルコールの入った除光液などをつけて、スポンジなどで擦って落としてみてください。

ただし、壁紙やクロスは濡らすと劣化してしまう可能性があるため、少しずつ様子を見ながら作業することが大切です。

 

カビによる変色

黒いポツポツや白いフワフワを壁に見つけたら、カビによる変色の可能性が高いです。

カビは発生の初期段階であれば、自分で落とすこともできます。

カビの除去というと「塩素系漂白剤」や「カビ取り剤」が有名ですが、壁紙が漂白されてしまい変色が残る場合があります。

壁のカビ除去におすすめなのは、「エタノール」などの消毒用アルコール

しかし、壁が複数箇所に発生している場合や、面状に広がっている場合は業者に依頼しましょう。

 

経年焼けによる変色

経年によって茶色く変色したり、紫外線が長時間当たったことで日焼けして色落ちしたりといった変色もよく見られます。

経年焼けによる変色は汚れなどの付着ではなく、壁紙やクロスそのものの色が変わっているため、落とすことができません

 

変色が落ちない壁紙の補修方法

ここまでは、壁の変色の落とし方を紹介してきました。

しかし、壁紙に浸透してしまって完全には落ちない汚れや、落とすことが不可能な変色もあります。

そこでここからは、変色が落ちなかった場合の補修方法を紹介します。

 

DIYで壁紙を貼り替える

壁紙は、DIYで貼り替えることが可能です。

近年は様々なデザインや質感の壁紙が簡単に購入でき、価格を抑えて思い通りに張り替えることができます。

「不器用で失敗しそう」という方も、貼って剥がせる壁紙を選べば比較的簡単。

剥がせるものなら賃貸でも使用できます

注意すべき点としては、カビが生えている壁の上から新しい壁紙を貼るのはNG

内側でカビが繁殖し、壁材が腐食する恐れがあります。

 

業者に依頼する

DIYでの壁紙の貼り替えはコストを抑えられる分、時間と労力が必要です。

また、何度貼り直してもうまくいかなかったり、空気が入ってしまったりすることも。

プロに貼り替えを頼めば、仕上がりが綺麗で長持ちします

また、カビの除去など、汚れを落とす依頼をするという手段もありますよ。

 

壁紙を変色させないために小まめに掃除を

壁紙を変色させないためには、小まめに掃除をすることが大切です。

どの変色汚れも、付着してすぐなら簡単に落とすことができるからです。

放置することで、壁紙へ浸透・定着したり、乾いたりして、頑固な変色になってしまいます。

 

また、落とすことのできない経年焼けは予防が大事。

変色をなるべく防ぐために、ポスターなどを壁に長期間貼らないようにする、陽の強い日はカーテンを閉めるなど

紫外線が長時間当たらないようにする対策をおすすめします。

 

壁紙の変色を補修して居心地の良い部屋にしよう!

壁紙の変色の落とし方・補修方法を紹介しました。

壁の変色は綺麗に落とせる可能性もあるので、まずは変色の原因を探り、それぞれに適した方法で除去を試してみてください。

落ちなければ、貼り替えを検討しましょう。

長時間放置してしまうと落とすのがより難しくなり、カビの場合は壁材に入り込んで家の構造にや動物にもダメージを与える可能性も考えられます。

壁紙の変色はできるだけ早く補修して、気持ち良く過ごせる部屋にしましょう!

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